リーダーは「不真面目」なぐらいがちょうどいい-自由を許容することで生まれるパフォーマンス

「リーダーたるもの、常に模範であれ」「正しくあらねばならない」。そう自分を縛っていないでしょうか。
完璧を求めすぎると余裕がなくなり、不測の事態にも対応しきれなくなります。

目次

「正しくあろうとしない」という選択

dazzly代表の筒井は、リーダーが自分を縛りすぎることの弊害をこう語ります。

正しくあろうとしない。生身の人間なので。
完璧こそ正義みたいに思っていましたけれど、そうでもないです。
ちょっと遊びがないと不測の事態に対応しきれません。

ギリギリまで頑張って全くゆとりがない状態は、単にしんどいだけでなく、リーダーとしての判断力も損なわせます。
手を抜くのではなく、目標にコミットするために自由を許容する
それが筒井の言う「不真面目さ」の本質です。

自由な環境で育ったリーダーの実体験

筒井自身、自由度の高い環境で仕事をしてきた経験を振り返ります。

仕事している時に野球中継を見ながら仕事する。
先輩もやっていたので、一緒に「今リードした」などと会話しながら手を動かしていました。
あとは音楽を聴きながら仕事したり。無音だと集中できなくて、自社でもクライアント先でも聴いていましたね。

さらに時間の使い方についても柔軟だったと続けます。

出社しなくても良い日は遅く行ったりしていました。30分遅刻したら、その分後ろに倒して30分居残って仕事する。行かなければならない時はちゃんと行く。
その辺の時間の使い方も自由にやらせてもらっていました。

世間の基準では問題視されるかもしれません。
しかし、その自由を許容してくれるリーダーがいたからこそ、パフォーマンスを発揮できたのです。

「やることをやってくれれば」という信頼

筒井は、自身がリーダーになった時も同じスタンスで臨みました。

自分がリーダーやマネージャーになった時も「やることやってくれば良い」という感じでした。
メンバーの働きやすさが増して、パフォーマンスが上がるなら良いと思います。
本人がそこに向かっていく気持ちが高まるのであれば問題ないですね。

変にあれもダメ、これもダメと神経を尖らせるよりも、成果に目を向けた上で何が最善かを考える。
ルールに縛られることなく、裁量を持ってチームを運営するという発想です。

プロジェクト管理ツールに「個人の目標」を入れる

筒井のチームでは、仕事と個人を切り分けない面白い取り組みをしていました。

プロジェクトの課題やタスクを管理するツールに、遊び要素として自分の目標も入れていました。
私だったら「定時にしっかり来る」。
メンバーには健康管理の一環で「ダイエット」や「飲酒量を減らす」みたいな目標を入れてもらっていました。

定例ミーティングで他の課題を確認していく中で、それらの個人目標も出てきます。
仕事は仕事、遊びは遊びと切り分けるのではなく、接点がある部分は一緒にやってしまう
結果的に仕事の質だけでなく、人生の質も上がっていく取り組みです。

脱・杓子定規がパフォーマンスを生む

こうした自由を許容する姿勢は、単なる放任とは違います。

変にルールにとらわれないという視点で見て、裁量があればリーダーもこういう考え方を採用するのは一考の価値があります。
成果の方に目を向けた上で何が最善なのか考えるぐらい、まあできるとそれが一番いいのかなと思います。

枠にとらわれない自由さ、生身の人間として振る舞える安心感。
そこから生まれるのは怠慢ではなく、目標に向かうエネルギーの自然な発露です。
完璧を演じるエネルギーを成果に向ける。
「不真面目」と見えるその姿勢が、実はチームの生産性を最大化する鍵なのではないでしょうか。

記事について

株式会社dazzlyの公式Podcast「リーダーは「不真面目」なぐらいがちょうどいい」での対話内容をもとに、DX推進や組織マネジメントを考える皆さまに向けて再構成したものです。

ITツールの活用やDX推進に関する課題やお悩みがあれば、お気軽に弊社までご相談ください。

▶︎ 株式会社dazzly ホームページ

Podcast: 

Apple Podcast
166.リーダーは「不真面目」なぐらいがちょうどいい ポッドキャストのエピソード · DX時代の勝ちに行く組織マネジメント · 3月31日 · 15分

Spotify: 

出演:筒井千晶(株式会社dazzly 代表)
インタビュアー:土井里美
編集・構成:dazzly編集部

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