様々なプロジェクトを通じて、IT・人・チームや組織、ありとあらゆる壁にぶつかってきました。
悩み、憤り、やり切れない気持ちに押し潰されそうになったことも、数え切れないほどあります。
プロジェクトが失敗するのは理由があります。
その理由は決して、「ITのことがわからない」「リーダーがいない」「エンジニアが問題」だけでなく、チームや組織・マネジメント・コミュニケーションに課題があります。
ITは道具であって、ゴールではありません。
専門家やエンジニアが、良しなに全部やってくれるわけでもありません。
エースで4番を集めたところで、勝手に結果が出るものでもありません。
プロジェクトはチーム戦であり、かつ、先が読めないものです。
どんなゴールを描き、どんな役割が必要で、どんなコミュニケーションをするのか、関係者全員で考え、合意し、試行錯誤で創り上げていくものです。
プロジェクト推進に本当に必要だったもの、それは、不確実性が高く複雑化する、従来通りのやり方が通用しないこれからの時代に必要なマネジメントそのもの。
IT劣等生が、プロジェクト現場で20年かけて培ったマネジメントの極意を、誠心誠意お伝えしていく所存です。